発芽玄米とは?

最近話題になってる、スプラウト。
スプラウトとは、発芽直後の植物の新芽のことで、発芽野菜のこと。
言うなれば植物の赤ちゃんです。

大きく成長するために必要な栄養やパワーを最も豊富に含んだ状態で、ブロッコリースプラウトがガンの予防になることで有名になりました。


一時期、玄米がブームになりましたが、炊き方は難しいし、固くて食べにくいし・・・
あまり長続きしませんでした。

そこで注目されたのが、「発芽玄米」
いわば、玄米のスプラウトです。

画像の説明

発芽玄米。ピョコって目が出ているのがかわいいですよね(*´∀`*)


発芽玄米ってどんなお米?

栄養満点で、しかもおいしい

発芽する前の玄米でも、「完全食」と言われるほど豊富な栄養がありますが、少しだけ発芽させることで、栄養価がグンと増したのが発芽玄米です。
発芽することで外皮が柔らかくなり、酵素がデンプンを分解して甘みが増し、タンパク質を分解して旨味成分のアミノ酸が増えます。

栄養も増えて柔らかくなって美味しくなって、いいことずくめ!
なんとも言えない香ばしい玄米の香りは食欲をそそります。

中性脂肪を減らす

発芽玄米は糖の吸収を抑えて、血糖値の上昇を抑えます。
糖の吸収が抑えられると、必然的にエネルギーが足りなくなるので、かわりに脂質が燃やされ使われるようになります。

便秘を解消

発芽玄米に含まれる食物繊維の量は、白米の約6倍。
食物繊維は胃や腸で消化されずに大腸まで届くので、腸を刺激して腸の動きを活発にさせます。
また、食物繊維を適切に摂取することで、大腸がんを予防すると言われています。

ストレスを抑える

脳細胞を活性化し、血圧、糖尿病、痴呆症の予防に効果的として、話題のギャバ(γ-アミノ酪酸)
発芽玄米はギャバを多く含んでいます。

ギャバは体内で主に抑制系の神経伝達物質として脳内の血流を活発にし、酸素供給量を増やしたり、脳細胞の代謝機能を高める働きがあり、イライラを抑えることがわかっています。
高血圧、脳卒中、糖尿病、痴呆症等の予防効果の可能性が高いといわれ、関心が高まっています。

肝臓・腎臓の働きを高める

ギャバには腎臓の働きを活発にして血圧を下げるばかりでなく、肝臓を活発にする効果もあると言われています。


当店の玄米パンは発芽玄米を使用しています。

発芽玄米は体にいいことはわかりましたが、市販品は一度発芽させた玄米の保存性を高めるため、乾燥させたり、半乾燥状態で脱酸素や真空包装をしているため、味が落ち値段も高めです。

そこで、気軽に発芽玄米を召し上がっていただくために、発芽玄米パンを開発しました。


画像の説明

炊きあがった発芽玄米。
小麦粉に対して30%配合しています。


画像の説明

玄米食パンを始め、お惣菜パン、スティックパン、メロンパンに使っています。

発芽玄米がプチプチしてて、香ばしくって、しかも、口の中でシュッと溶けます。

美味しさと栄養を兼ね備えた玄米パン。
いい所どりのパンです。

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