トントンのパンのおいしさの秘密

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「いつもおいしくいただいてます!本当においしくておいしくて!!卵も乳製品も使ってないのに、どうしてこんなにふわふわなんですか?」


お店に顔を出した時、お客様に声を掛けられました。

とっても嬉しいお言葉。ありがとうございます!!めっちゃ嬉しいじゃないですかっ(๑˃̵ᴗ˂̵)و


パン屋になったのは26歳の時。それまでは建築の仕事をしてました。

建築の世界というのは、色々な考え方に基づき、様々な工法があります。

木造軸組工法、2×4工法、鉄筋コンクリート工法、鉄骨工法、ログハウス。

断熱一つとっても、柱と柱の間に断熱材を入れた内断熱工法や、ポリスチレンフォームやウレタンを柱の外側に張る外断熱(外張り断熱)工法。

基礎の作り方も様々です。


パン屋に転職して、いわゆる修行時代、昔から受け継がれている製法が正しいという考え方にしばられてると感じたんです。

本当にその作り方しかないの?素朴な疑問でした。

当時、パン屋は長時間労働が常識だったんで、1日13〜14時間働いてましたが、帰ってからも寝る間を惜しんで家でパンを作ってました。

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当時、息子は2歳でした。今では高校2年生に!あっという間に大きくなりました・・・(^_^;)


そして、発見したんです!

材料を混ぜる順番で、パンの味や食感が変わることを!!


考えて見れば、みんな知ってるんです。順番で味や食感が変わることを。

例えば・・・

お味噌汁やスープに卵を入れるとき、溶き卵は最後に入れますよね。最初に入れちゃうと、卵の味も、ふわふわ感も、食感も台無しです。最後に一気に熱を加える事でふわふわでおいしい卵とじになります。

クタクタのネギにしたかったら、大きめに切って最初に、香りを楽しみたかったら、細かく切って最後に。


パンを作るとき、材料一つ一つ入れる順番を変えて試しました。何度も何度も。しつこいくらいに。

小麦粉の銘柄を変えても味が変わります。捏ね具合や、水分量でも味や食感は変わります。


パンを焼く温度もそう。

180度で40分焼くのと、220度で30分焼くのとでは、見た目は同じように焼けたとしても、味や食感が変わります。

毎回ノートを付けて心からおいしい!と思えるパンができるまで研究を続けました。根っからの理系なんですね(^_^;)

それがトントンのパンの基礎になっています。


「なるほど〜だからおいしいんだぁ〜近くに住んでてよかった!!」

こちらこそ!トントンを見つけてくださって、ありがとうございます!(*´∀`*)


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パンの基本はおいしい小麦粉と酵母と塩ときれいな水。卵や乳製品は副材料に過ぎません。

そして、まだまだおいしいパンの研究は続きます。

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