少しずつ進んでいる学校給食のアレルギー対応

18日からアレルギー対応給食 白老の小中学校で卵など4品目|苫小牧民報社 2016-08-08 10-08-17


北海道の白老町教育委員会は8月18日よりアレルギー対応給食の供給を開始されるそうです。

小学生2人、中学生5人の対象となる児童生徒に卵、乳、野菜(山芋、長芋)、果物の4品目を使わない給食を提供し、安全安心を確保するとのこと。


文部科学省は8年前、学校給食法を54年ぶりに改正。食物アレルギーのある子どもにも可能なかぎり対応に努めることと通知し、学校ごとに取り組むよう求めていました。

そして、昨年3月、食物アレルギー対応に関する具体的な方針やマニュアル等を作成する際の参考となるように、学校給食における食物アレルギー対応指針が公表されました。

その内容は文部科学省のサイトよりダウンロードできます。

学校給食における食物アレルギー対応指針(PDF2994KB)

画像の説明


ほとんどの地域では、代替食を自宅から持ってきて対応されているかと思いますが、少しずつ学校給食のアレルギー対応が広まってきています。

お弁当を持ってきたら安全かって言うと、そうとも言い切れないのが怖いところ。

まだ小さい時は、床に落ちている給食を思わず口に入れてしまったとか、隣の友だちが牛乳をこぼして触れてしまったとか。

こちらの保育園でもそういった事故があってアナフィラキシーを起こしてしまったことありました。


アレルギー対策には、原材料や設備に多大なコストが掛かったり、給食を作られる栄養士さん、担当の先生への負担が重く、大変かとは思いますが、安心して給食が食べられるような環境が全国に広がっていくといいですね。

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