「小麦アレルギーでお困りの方」のお役に立ちたい気持ちはあるのですが・・・

最近、小麦アレルギーでお困りの方からのお問い合わせを多くいただきます。

「小麦アレルギー」と一口に言っても、程度は様々。


「軽いアレルギーだから、ちょっとくらい大丈夫」

「アレルギー科の先生から、『少しずつ食パンを試してみてください』と言われました」

とトントンのパンをご利用いただいているお客様もいらっしゃれば、

「重度の小麦アレルギーなので、小麦を一切使っていない米粉パンを作ってください!」

と強くご要望をいただくこともあります。

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この小麦の成分、たんぱく質が問題。


今から10年ほど前に、穀物価格の高騰などにより、パンの製造コストがかさむようになったことと、低迷していたお米の消費を拡大できるという国策より、小麦パンに米粉を配合する「米粉パン」が生まれました。

しかし、小麦を使わず「お米だけでできたパン」と勘違いされ、その頃より増えてきた小麦アレルギーの方が食べられると思い、アナフィラキシーショックを起こすなどの事故が多発しました。

小麦のたんぱく質成分「グルテン」を含まない米粉のみの製パンは従来不可能と思われていましたが、山形大学工学部の研究グループがプラスチック発泡成形の考え方を応用し、初めて米粉100%による製パンに成功。

増粘剤を添加し、生地の粘度調整することで製パンを可能にするという発想は、現在市販されている米粉パンの原型となりました。


つまり・・・

現在「米粉パン」と呼ばれているものは、小麦のパンとは形こそ似ていますが、まったく違う食べ物だということ。


作り方がまったく違う上に、小麦が混入しないように厨房も分けなければならないことを考えると、今のトントンにはその力がありません・・・

ゴメンナサイ。

もう少しトントンに力があれば!

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重度の小麦アレルギーの方にお勧めしていた、新潟県のケンリッチさんが廃業されたそうです。

「アレルギーに対応したい」という同じ志のパン屋として、とても残念です・・・


とは言え、特殊な製法で製造しているせいか小麦のたんぱく質の大きさが小さいらしく、アレルギーが出にくいとアレルギー科専門の先生に認められ、近くの病院(金沢市城北病院)の減感作療法に当店の食パン(tonton食パン)が使われています。

全商品の商品仕様にたんぱく質量を記載していますので、アレルギー科の先生の指導の元、少しずつお試しいただけたら幸いです(*´∀`*)

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