お客様との関係性

先日、ネット販売でご注文されたお客様より、お褒めの言葉をいただきました。

先週大阪にいる初孫の初めてのミニ運動会の昼食で出会ったおいしくもりもり食べていたパン、たまたま家内が先生にメーカーをお尋ねしたら袋を頂戴し記載されていたのが御社で、なんと同じ県人仲間で二度びっくり。
早速一昨日帰宅して寺井店におじゃまして、アラカルトを購入、店員さんの笑顔の対応も素晴らしかったです。
家内の母が入院しているのでお見舞いがてら試食してもらおうと持参しました。
昼食後でしたので曾孫が食べているものをきっと美味しくいただいたと思います。

パンの味を褒めてくださる以上に、お店の接客に対してお褒めの言葉を頂いたことが、とっても嬉しい!

大きな目標ではありますが、日本一買い物をして気分のいいパン屋を目指しています。


そのためにすべきこと、それは「お客様との関係性を深める」こと

ほとんどの方は車を持っていると思いますが、ガソリンを入れなくちゃ車は走りません。
ところで、ガソリンってどこで買いますか?

  • 家から一番近いガソリンスタンド
  • 近くのガソリンスタンドの中で、一番安いところ
  • 信頼できるサービスをしてくれるガソリンスタンド

一部の悪質なガソリンスタンドを除いて、ほとんどのガソリンスタンドの商品はどのお店でも変わりませんよね。
となると、一円でも安いガソリンを売っているガソリンスタント言うことになりますが・・・


お客様との関係性とは


行きつけのガソリンスタンドを選んだ理由は?

もし、とても親しい友達が家の近くにガソリンスタンドを始めたらどうでしょう?
今まで行っていたガソリンよりも何円か高かったら?
それでも多くの人は親しい友達が経営しているガソリンスタンドに行くと思います。

なぜか?

それは友達との関係性があるからですよね。

知っている人と知らない人が同じものを売っていたら、知っている人が売っているものを買うに決まっています。
顔だけ知っている人といつもお世話になっている親しい人が同じものを売っていたら、親しい人から買うはずです。
関係性が深ければ深いほど、そちらを選びます。

それは、「商品を買う」という行為以外に「共感することができる」から。

「こんなサービスしてるんだ」とか、「この間買った商品、なかなかいいね!」なんて、知らない人がやっているお店の店員になかなか言えるものではありません。

親しかったら共感することが出来る。
そんなお店を実現できればいいですよね。


信頼関係さえあれば、もはやお店すらいらない?

もし、もしですよ、親しい友達が10000人いるとします。
実際に親しい友達が10000人いる方はいらっしゃらないでしょうけど・・・
例えばの話です。

そして、自分はそれは素敵な商品を開発しました。
10000人の友達に紹介したら、きっと喜んでいただける商品です。

さて?どうしますか?

電話やメールで「○○ちゃん、めっちゃ素敵な物作ったんだけど、使ってみない?」って、紹介しますよね。
だって、紹介したら、喜んでくれるんですよ。

つまり、お店がなくても、信頼(共感)してくれる友達と連絡先があったら商売ができるということですよね。


商売は戦いではない、コミュニティを作るということ

いいお客様といい商売をする。
理想です。

お客様とは・・・

神様でもなく、お金を運んでくれる人でもなく、上下関係もない。
お客様は仲間なんです。
お互いを尊重しあう仲間。

理想の商売とは、商品に共感してくださったお客様とのコミュニティなんです。
自分が先頭になって、「この指止まれ!」と旗を立てることなんです。

お客様はその指に止まりたいか止まりたくないか?
それはお客様が決めること。
そして、止まってほしくないお客様には堂々と止まってほしくないと宣言する。

そんなイメージです。

そこには同業のライバルもいないし、争いもありません。
「それ、いいね!」「助かったわ、ありがとう!!」と言ってくださるお客さまにサービスをして喜んでいただくコミュニティ。

お客さまに喜んでいただくコミュニティこそが理想の商売だと考えています。

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