普段着着物の着方は意外に簡単！

上半身の前側のしわの処理

上半身のしわは、着付けの最後に残ることや、着ていると出てきたりします。

なぜ、しわができるのかを考えてみました。

• 前身頃の布が余りすぎている
• 衿の角度があっていない
• 広い幅の着物

理由はいっぱいあります。

幸いなことに、前身頃のしわは着ている途中で直しやすいです。

脇に布を持っていけば、応急処置は簡単にできます。

だけど、なるべくなら、しわが出にくくしたいですよね。

しわが出にくい着方を改めて考えてみました。

一番多い原因は、肩線が落ちていないことにあると思います。

前に布を余らせないためには、しっかり肩線を落として衣紋抜きを作ることが大事になります。

そして、衿の角度と衣紋抜きとの角度が合っていないと「しわ」ができてしまいます。

ご自分の身体と着物とのバランスが取れる位置は、身体を補正しなくても着物を見て着付ければ、ちゃんと見つかります。

着物とお話ししながら着てあげたら、ちょっとサイズの合わない着物とも仲良くなれますよ。